コラム 掲載中
「トレラン強者のランドナー」

アマンダ特販 SALE&PRODUCTS
<SALE>クロモリ?40tカーボン ハイブリッドフレーム 
   税込みフォークとも219000円
アマンダ工房の試作品を特別提供 現品限り
2023年ハイドメイドバイスクルにも展示品として出品、アマンダ工房で試作した逸品です。カーボン、クロモリハイブリッド接着フレーム+クロモリフォーク。40tカーボンとカイセイクロモリを使用。未使用完成品ですが、いわゆる「訳あり品」として、アマンダからの特別SALEです。


<新製品>木リム16本コンプレッション 
  税込み価格 リヤ ¥300,000
トラック・レーサー、リヤ/シングル用このホイールは、腕16本、つまりスチールのスポーク(円柱状)16本と、世界最高級の木リム製作所・ジョバンニに製特注したブナ材のリムとスチールでコンプレッション構成されています。競輪界のスターの1人、小嶋敬二選手(54歳)がハロン(ラスト200M)9秒8を記録。


<SALE> コスパのカーボン完成車 ヨーレオ製品
   R11,R12型328.000円 R6RIM258.000円
一般ロードユーザー向けのヨーレオ完成車。アマンダで剛性実験を行い、他社の「カーボン」車と比較したところ、優秀性を確認した完成車です。特価販売。コスパ抜群のフルカーボン車です。
 


夢を創ろうミニラボ開設中
自分の夢を自分で設計、自分で製作  
アマンダでは、
独自の素材、独自の手法で、小径車から五輪代表クラス用のマシンまで、各種のオーダーに応じてきましたが、勇気あるチャレンジャーのために、千葉洋三が使っている作業所を週末に開放。フレームからホイールまで、自作してみようというサイクリストのために「アマンダ ミニラボ」を開いています。素材の相談、設計のアドバイス、溶接・接着技術のイロハを必要に応じて専門スタッフがマンツーマンでお手伝いします。
自分で夢を製作」ミニラボ利用説明へのリンク

==ミニラボ短信==
ハンドメイドショー2024やこれまでのミニラボ短信は
アマンダ「ミニラボ短信」履歴コーナーへ


* 20240616 
*青柳様 いよいよフレームのロー付けが始まります。真三角形の下準備はできました。次回エンドとチェーンステイを加工して ロー接作業を進めていきます。
*岸川様  フロントホークの仕上げほぼ終了フレームチューブ選択、ジグをセットする。* m20240602ミニラボ 6月89
*坂本様  ストレートタイプとベンドタイプのフォーク 最終仕上げ。次にフレームに進みます。
*青柳様  フレームのロウ接合 準備に入りました。
*吉田様  90トンホークのフォーククラウン。補強前の調整に入りました。
*岸川様  お気に入りの外形寸法31.8ミリホークブレード。仕上げ60%に到達しました。

* m20240602
*岸川さん スポーツタイプのアシストバイクを模索中。肝心な車輪ができていないがフロントフォークについては60%完了。31.8mm径 いわゆるヘッドチューブ材をホークブレイドに。この1点のためだけにベンダーを買い込まずに二人がかりでんバーナーで炙りながらホーククラウンを形成。仕上げに入った。
*竹の清水さん  竹フレーム作業場での仕事 終了!!接着組み込み用のパーマネントフィッティング小物をセット
残る作業はご自分で塗装。12.5Kgの静荷重 素晴らしい成績。30トンカーボンフレーム、クロモリフレームなど過去に調べたフレームを全て凌いでいる。
m20240519
*電動アシストバイク用のオリジナ製作に挑戦の岸川さん、フロントフォークに取り掛かった。太いフォークブレードを狙って 31.8mm直径のチューブを選び、トラックエンドも付けた。27吋インモーターに決めたようだが、バッテリーをどのように配置するのか思案中。
*竹フレームの清水さん 人口竹チューブ構成のフレームに装着すべきクロモリフォークの作成中。塗装は自分での予定とか。フレーム体の剛性レベルは過去にアマンダが取り組んだ東ドイツチーム カーボンファイバーフレーム体を はるかにしのいだ。静荷重12.5Kgの錘をかけて比較し、ヘッドチューブ周りのたわみ具合を調べた結果だ。 
*アニマル戸田氏北方面ばかり取り組んでいたソロトライアルが 今回は四国、 九州 1200Km方面。自作ハンドルエクステンションに取り組んで。(chiba)


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新設インタビュー・コラム
TAKE5(ちょっと一息)

ミニラボからの”一機当千”個性派ご紹介

*04240709
<トレラン強者のランドナー>

 6月の日曜日の午後だった。

東京・田端のアマンダにランドナーが到着した。前後にバッグ、太いタイヤ。神戸から漕いできた美籏應登(みはた・まさと)さん、25歳。元シマノのエンジニアである。フレームには、地元Rokko(六甲)のデカールが。
 

Q お疲れでしょう、ルートは?

 ――滋賀から大垣、知り合いのshin服部製作所に寄ったりして、大垣まで中山道、岡崎から東海道。交通量が多くてさすがにドキドキもしましたが、箱根の下りは愉しかったですね。もっとも、漕いできたのはこれが初めてでも、これの製作で、8回、大阪=ミニラボを往復してるんです。

Q 8回! その熱意と根気は、ミニラボのギネス記録です。今回は、言ってみればRokko号の里帰りになりましたね。ところで、そもそものきっかけは?

――将来ビルダーになりたくて、そのためにどんな知識、技術が必要かを知るために、まずは1台でいいのでフレームを自作してみたかった。ただ作る環境がなくて悩んでいた折に、2023年のハンドメイドバイシクル展でミニラボのチラシを渡され決心がつきました。

 

夜行バスで往復しながら、通算10か月、正味75時間。クロモリ・フレームから手作りだが、よく拝見すると、この方の個性が各所にじみ出ている。フォーク・クラウンなどは、クラシックな工芸品の香りがする。

 

Q かなり凝ってます。難しかったでしょう?

 ――BIKE CADと言うソフトで設計しましたが、トップチューブのサイズを間違えてカットしてやり直したり、 “愉しい想い出”が、たくさん(笑い)。パーツまであれこれ自作する余裕はないので、バッグのステーもシートピラーも市販品。シートチューブの内径と市販のピラーの径が微妙に合わなかったので、市販品のキャリアをストッパー代わりにしたりと工夫しました。ギアは前が48×42×34、後ろが8段のSORAです。

  

 ――手先が不器用なこともあって、ロウ付けはなかなか綺麗にできず。人に見せるのも恥ずかしい外観ですが、あえてそのままの状態を見せようということで、塗装はクリアのみにしました。千葉さんや安堵さんからは反対されましたけど(笑)

 

Q 失礼ですが、シマノ出身ですよね?デュラとか、高級品を使うのかと、、。

 ――あまりお金もかけれなかったので、メルカリで買った3万円の中古ランドナーの部品を流用したんです(笑い)。タイヤは26インチ、35Cです。

 

 ハイエンド、019のクロモリ。自然色で、実に綺麗な仕上がりだ。

 

Q 乗り始めは?

 ――中学の頃は折りたたみに乗ってましたが、神戸高専で自転車部に。ただ、レースで他人と競ったりするより、自由気ままにマイペースで走り続ける方が好きになって。自転車だと“自分だけの力で何か出来る”、と言う点に惹かれました。

 

 瀬戸内海一周、神戸からしまなみ海道、香川・高松と、500KMの旅。地元六甲山では、平均斜度8%の10KMを一気。シマノでは釣り具担当の仕事が主だったが、650Cのグラベルで走り回る同氏を、職場の同僚たちは(おもしろがって?)応援したそうだ。長距離での実走は平均時速25KMとか。

 

Q 他のスポーツもおやりに? 半端ない体力ですね。

――長距離ランと平行して、山を走り抜けるトレラン(トレールラニング)にも出ています。100kmを超えるレースに出たり、日本海から上高地まで3日間で縦走したりとか。社会人になってからの週末はほぼ六甲山で走りまわっていました。

 

確かに。極限近くまで絞った体は、サイクルショップよりも、縦走コースで見かける山岳レーサーのそれだ。強固な意志と、冷静な判断力が要求されるトレランも、長距離ライド同様、過酷で孤独な冒険である。

 

Q 登山も昔から?

 ――六甲育ちで、よく裏山を登ってましたから。5月でシマノを退社、この夏は北アルプスの双六岳の山小屋の仕事をやります。

 

 ともに播隆和尚が切り開いた笠ヶ岳と槍ヶ岳の間を抜けて、黒部五郎岳へと続く北アルプスの奥深く、名峰双六岳(2860M=上宝村)がそびえ立つ。山小屋仕事は4か月。山を下りたら、またあちこち走り回るに違いない。「あれっ?!」と、どこかで出会うような気がしてならない。


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コラムの掲載履歴
<快走・数学者の4つ股?フォーク>
<ユニコーンとシングル 独自の走り>

<小なの風を 親子タンデムで>
<自然発生型オールラウンダー>
<竹の六角フレーム>

アスリート必読
伝説の英雄メルクスとアマンダの関係!!ロマン溢れる「アワーレコード」対決などに触れた、アスリート必読の”千葉洋三さん噺(はなし)”=SRMコーナー=に、新たな、旧い?エピソードが登場。リンク「今村選手のアワーレコードに寄せて」に、追補で掲載いたしました。ところで伝説のメルクスの1時間走のパワーが455ワットだったことが判明。またフレームのスペック、017の栄光の軌跡メモなどを、カタログ頁「フレーム」項に掲載。
”アニマル”戸田真人氏の記録頁 開設
アマンダ仲間では「アニマル」(超人)とも呼ばれている、アマンダ仲間の兄貴分・戸田真人氏の冒険走・記録表をアップしました。左サイドの「冒険走・戸田真人さん」をクリックしてください。米国、北極圏、オーストラリア、韓国などの海外遠征も含め、日時、コース、総距離、時間、スタート後24時間の走行距離などが記録されています。左サイド、戸田真人さんの冒険走をご覧ください。
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アタック21 マウンテンヒルクライム1000MTT
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全国で選定した21(+2)の標高差1000Mの峠道を、単独無伴走で、好きなときにいつでも誰でも個人タイムトライアル!タイムとコースの新情報、コメントなどを自己申告し合う”伝説のアタック21”企画を復活させませんか?
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~~HP編集・注の担当:後藤新弥~~


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