2022 新作作例 
6歳から36歳(?)まで使用可能な子供用サイクル




2021年晩秋から、アマンダ工房 安堵主任が中心となって
受注生産した、ユニーク・ハンドメイド

CF40トンカーボンハンドル&ステムチネリM71ペダル改造(3面踏み) 
現在はトップチューブが450mm、530mmまで延ばせます


〜〜常に「本当に不可能か?」に挑戦し続けるアマンダ工房が
そのチャレンジ魂を込めて製作。
2022年3月、遂に納車に。6歳のお嬢ちゃんが、美事に乗り回しています。

自転車のフレーム三角で一番大切なのは? と聞けば、
少し詳しい人なら「それはダウンチューブ」と即答できるはず。
ではダウンチューブ無しのフレームでは創れないのか?
「いや、待ってください」。アマンダ工房では冒険が始まった。

川崎市の親子から、「6歳の女の子の自転車を特注したい」。
それが起点になった。工房内のSRMシステムに興味を持たれたママさんに、
試しにシステムに試乗してもらっている内に、
「これなら、ママさんにも使えるぐらいの強度を持った、新作が出来ないか」。
6歳児用だからダウンチューブ無しでも出来ないか?という挑戦発想が初めからあったが、
36歳になっても乗れるフレームが出来るはず。やってみよう!

ダウンチューブの無い「36歳まで使える、フレーム」。とんでもない冒険だが、
ステムやポスト、フォークを特別生産し、成長に合わせて作り替えるとして、
後はディスクブレーキを使えば行けるのではないか。
フレームはアマンダなりの強度計算で、スチールを組み合わせれば、、。

40tカーボンを使用したハンドル&ステム、シートピラー、チネリの名品M71を加工した両面ペダル。
安堵主任の創意工夫の結晶が各部にちりばめられています

フレームはテレスコ式で、8mmボルトで固定。成長に従って、各部ともどもに可変。
これなら、「子供用」として製作しても、将来的に無駄が無いと考えます。


約4か月。ミニラボ参加者のアシストや溶接指導ををこなしながら、
千葉師匠と安堵主任が、試行錯誤を交えながら、美事に完成させました。
ハンドル・ポストが短いため、うまく乗りかなせるかが試乗の焦点だったが、
そこは器用な6歳児。あっという間に乗りこなして、愉しそうにそのあたりをぐるぐる。

笑顔に取り巻かれた試乗・お引き渡し。
アマンダ工房にとっては「やってはいけないはずのこと」にまで挑戦した、
2022年最初の創作となりました。






















なお、36歳まで使えるなら、76歳まで行くだろう?!の声も。
「かも知れないが、各部品の耐用年数にも責任を持たねばならないので、
今は「36歳まで」としておくーーそうです。


以下、アマンダ短信 関連履歴

>アマンダ短信2022 0212<

*アマンダの作業小屋から、6〜36才全対応サイクル製作がさらに
進行中。ペダルの改造、チネリM71、CFハンドルステム

  









>アマンダ短信2022 0206<

*6歳児フレーム用(6歳から36歳まで使えるフレーム製作プロジェクト)各部パーツ製作がいよいよ佳境
@軽量シートピラー製作ピラー径が特殊サイズになるため、40Tカーボンシートで直径の修正
Aステム一体型カーボンハンドル製作市販ステム(○○製)を改造しハンドル部となるカーボンチューブラグ部を24Tシート及びステンレス繊維で真空引きで成形。カタチを整えた後に、40Tシートを表面に増し張り。ラグ部にカーボンチューブを接着して、後はカットのみ。

B*オプションペダル製作  チネリ製M71ペダル!(知る人ぞ知る迷品?) これを改造して6歳児が使える軽量ペダルに作り変え!







アマンダ短信2022 0110<

*製作という宇宙ではまさに歴史的な大冒険。新年のミニラボでは
「6歳から36歳まで使えるフレーム」創りが進行中です。フレームが完成、前後にディスクブレーキを取り付け、、まずは20インチ車輪で斡旋ブルしてみました。
フレームサイズ(450mm)クランク長140mm。
これからハンドル、ステム、ピラー(カーボン)に著レンジです。








アマンダ短信2022 0110<

*6歳から36歳まで使えるフレーム創りに挑戦中。
フレーム一式 ※ついに完成!組み付けだ!